健康診断の結果に「要観察」「要再検査」の文字。ドキッとしたものの、忙しさにまぎれてそのまま。そんな方は少なくありません。ある調査では、再検査対象者のうち実際に受診する人は半数程度ともいわれます。

結論からお伝えすると、「要再検査」は病気の宣告ではなく、「今なら間に合う」という体からの連絡です。放置せず、この記事の3ステップで動き出しましょう。


まず知りたい、判定区分の意味

判定の例意味
異常なし今回の検査では問題なし
要観察(経過観察)すぐ治療は不要だが、生活改善と次回の確認が必要
要再検査結果を確かめるため、もう一度検査が必要
要精密検査原因を調べるため、詳しい検査が必要
要治療医療機関での治療が必要

※表記は健診機関によって異なります。手元の結果表の説明欄も確認してください。


ステップ①:「要再検査」以上は、まず受診の予約を

再検査は「一時的な数値の揺れか、本当の変化か」を見極めるためのもの。行かない限り、どちらか分からないままです。結果表を持って、指定された科(不明ならかかりつけ医)を受診してください。これが何より先です。


ステップ②:どの数値が引っかかったかを確認

「要観察」レベルの多くは、血圧・血糖値・脂質・肝機能・体重など、生活習慣と結びついた項目です。どの数値が基準を外れたのかで、見直すポイントが変わります。

  • 血圧→塩分と体重
  • 血糖値→主食の量・食べ方・間食
  • 中性脂肪→糖質・アルコール・果物の摂りすぎ
  • 肝機能→アルコール・体重
  • LDLコレステロール→脂質の質と食物繊維


ステップ③:食事の「記録」から始める

改善しようと意気込んでも、自分が何をどれだけ食べているかを知らないままでは、手の打ちようがありません。まず1〜2週間、食事を記録して現状を見える化する。これが遠回りに見えて確実な第一歩です。

MEGURUなら写真を撮るだけで記録でき、数値が気になる段階の方は、記録を見ながら管理栄養士にオンラインで相談することもできます。「再検査で様子見と言われたけれど、何をすれば?」という段階の伴走が、いちばんの得意分野です。


来年の健診を「答え合わせ」にする

生活を変えると、数値は変わります。今年の結果を出発点に、来年の健診を答え合わせの場にする。そう考えると、健診は「怖いもの」から「使うもの」に変わります。


再検査までにやってはいけないこと

  • 直前だけ節制して「良い数値」を作りにいく:実態が隠れ、判断を誤らせます
  • 自己判断でサプリや薬を始める
  • 「痩せてから行こう」と受診を先延ばしにする

再検査の目的は、ふだんの体を正しく知ることです。取り繕わず、いつも通りの生活のまま受けてください。


よくある質問

Q. 自覚症状がないのに受診が必要ですか?

血圧・血糖値・脂質の異常は、自覚症状がないまま進むのが特徴です。症状が出てからでは選択肢が減ります。無症状の今こそ価値があります。


Q. 再検査で「問題なし」でした。もう気にしなくていい?

一度引っかかった項目は、生活習慣しだいで再び動きやすい項目です。食事の記録と年1回の健診で見守りを続けましょう。



食事の見直しを「自分に合う形」で続けたい方は、MEGURUの管理栄養士に相談できます。オンライン栄養相談や料金プランもあわせてご覧ください。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。診断・治療を目的とするものではありません。治療中・食事制限中の方は、必ず主治医の指示を優先してください。