食事を見直して順調に減っていた体重が、ある日からまったく動かなくなる。「何か間違えたのだろうか」と不安になり、やめてしまう方が少なくありません。
結論からお伝えすると、停滞期は失敗ではありません。体が変化に慣れようとしている、ごく自然な反応です。
なぜ止まるのか
体には、急な変化から身を守るしくみがあります。食べる量が減った状態が続くと、体はエネルギーの使い方を抑えるようになります。
また、体重が減ればそのぶん基礎代謝も下がります。70kgの方が65kgになれば、同じ生活でも必要なエネルギーは減ります。最初と同じ食事量では、同じペースで減らなくなるのは当然のことです。
停滞期は、多くの場合1か月前後で抜けます。
やってはいけない3つのこと
1. さらに食事を減らす
いちばんやりがちで、いちばん逆効果です。体はますます省エネになり、筋肉が落ちて代謝が下がります。戻したときの反動も大きくなります。
2. 毎日体重計に乗って一喜一憂する
体重は、水分や食べたものの量で1日に1kg前後動きます。1日の数字ではなく、1週間の平均で見てください。
3. やめてしまう
止まっているだけで、戻っているわけではありません。ここでやめると、落とした分がそのまま戻ります。続けることが、いちばんの対策です。
抜け出すためにできること
- たんぱく質を増やす。筋肉を守ると代謝が落ちにくくなります
- 体を動かす量を少し増やす。1駅歩く、階段を使うで十分です
- 睡眠を確保する。足りないと食欲を抑えるホルモンが減ります
- 体重以外の変化を見る。ウエスト、服のゆとり、体調、検査の数値
とくに最後が大切です。体重が止まっていても、体脂肪が減って筋肉が増えていれば、体の中身は良い方向に変わっています。
記録が助けになります
停滞期にこそ、記録が力を発揮します。「減っていない」という印象だけで判断すると、やめる理由を探してしまいます。
食事の内容、体重の推移、できたこと。並べて見ると、止まって見えても実は少しずつ動いていることがわかります。
まとめ
停滞期は、順調に減ってきた方にこそ訪れます。失敗の合図ではなく、通過点です。
減らすのではなく、たんぱく質と睡眠と活動量を整える。そして、やめない。それが抜け出すいちばんの近道です。
一人で抱えこまず、管理栄養士と一緒に
ここまで読んで、「自分の場合はどうすればいいの」と思われた方もいるはずです。体質も生活も人それぞれですから、一般論だけでは迷いが残ります。
MEGURU では、毎日の食事の記録をもとに、管理栄養士があなたに合ったやり方を一緒に考えます。我慢を増やすのではなく、いまの食生活を知るところから。無理なく続けられる一歩を、二人三脚で見つけていきます。
よくある質問
Q. 停滞期はどれくらい続きますか?
個人差がありますが、2週間から1か月程度のことが多いです。それ以上続く場合は、食事量や活動量が体に合っているかを見直す時期かもしれません。
Q. チートデイは効果がありますか?
一時的に食べる量を増やす方法ですが、効果についてはっきりした結論は出ていません。多くの場合、そのまま食べすぎの習慣に戻ってしまうため、おすすめはしていません。
Q. 体重が増えてしまったときは?
1〜2kgの増加なら、水分や食べ物の重さであることがほとんどです。2〜3日様子を見てください。それでも戻らないときに、食事を振り返れば十分です。







